海の小さなアイドル。ピグミーに会いに行こう!

沖縄にダイビングに来たゲスト様のリクエストが多いのはいわゆる大物系「マンタ」「イソマグロ」「ロウニンアジ」など回遊系もありますがマクロ系の小さな小さな生態のリクエストされるダイバー様もいらっしゃいます。

そのなかでも断トツ、1番人気がピグミーシーホースです。個体の大きさは約1cmにも満たないmm単位の大きさで米粒サイズのピグミーもいます。

ピグミーシーホースはいわゆる「タツノオトシゴ」で魚の種類になります。ぜんぜん魚に見えませんがね~。

このピグミーシーホースは、ウミウチワという赤色や黄色のソフトコーラルに存在しております。身を守るためにそのウミウチワに擬態して愛を育み、子孫を増やしております。

ピグミーシーホースにはオス・メスがおり、なんとオスが産卵の役割をします。

メスがオスのお腹の中に卵を生み、卵はオスのお腹(育児嚢という袋)のなかで孵化、ある程度成長したら海へと旅立ちます。

 

想像するだけで面白いと思いませんか?

いつかは、ピグミーシーホースの産卵シーンを撮影したいと思っております。

オスの腹部には小さな切れ目がある
オスの腹部には小さな切れ目がある

メスの腹部には少し盛り上がった円形の小さな穴がある
メスの腹部には少し盛り上がった円形の小さな穴がある

沖縄ダイビングライセンス フリースタイルではピグミー専用コースを開催!ピグミー好きにはたまらないプランになります。沖縄本島周辺からのビーチエントリーになりますのでボートダイビングとは違い、ゆっくり、自分のペースに合わせてダイビングできることができます。時間に制限がないので思う存分、好きなだけピグミーを撮影しちゃいましょう!

知ってますか?沖縄には3種類の【ピグミー】がいます!!

沖縄には3種類のピグミーが存在しています。名前はピグミーだけど姿、形は違います。

①ピグミーシーホース(Pygmy seahorse)

まずは有名なのが【ピグミー・シー・ホース】ではないでしょうか?年中、沖縄で観察できます。主にピンク系とイエロー系が存在しています。よく見る場所は潮の流れが良い【大きなヤギ】に尻尾をくるくる巻いて生息しています。水深は17m~45m

②ハチジョウタツ(通称:ジャパピグ)

内地では結構、姿を見せてくれるみたいですが沖縄ではなかなか見つけるのが困難なような気がします。主に寒い冬場に姿を見せてくれる傾向があります。水深はおよそ5m~20m付近で観察できます。沖縄では水中の葉っぱに擬態している傾向があります。

③キオネミクティス・ルメンガニィ(ピグミー・シー・ドラゴン)

通称:糸くずとも呼ばれているピグミー・シー・ドラゴン。周りの糸くずみたいな植物に擬態しております。結構、探すのは難ですがすぐに見つけられる裏ワザがあります。

時期になるとペアで行動する傾向があります。生息水深は17m~22mあたり。


ピグミーの撮影のコツと注意点について

ピグミーを撮影するときにはカメラ&プラッシュは必須ですよね。水深もありますので水中ライトは必須アイテムです。ピグミーを撮影するときは直接ライトを当ててしまうとピグミーが光を嫌がって背中を向けてしまいます。ですのでライトなしでピントを合わせてプラッシュ撮影するのがオススメです。また何回かフラッシュを当てて撮影してしまうと人間と同じようにおそらくピグミーの目にも悪いのでストレスを与えてしまう可能性があります。1個体は3回までのフラッシュ撮影にしましょう!

ライトを当てると嫌がって背中を向けます
ライトを当てると嫌がって背中を向けます

到着ダイビング対応

那覇空港到着が午前11時ぐらいまででしたらその日にダイビングができます。

空港到着後、合流。ダイビング終了後は宿泊先のホテルまで送迎いたします。


【料金】 

詳しくは料金表をご覧ください。

・2ダイブ、ビーチエントリー

 

【参加条件】

・アドバンス以上のライセンスのお持ちの方。

・ビーチエントリーに慣れている方。

・50本以上ダイビング経験のある方。

・重い器材を背負ってしばらく歩ける方。

 

【料金に含まれるもの】

・ガイド料金

・器材レンタル代

・送迎代


【注意事項】

・ビーチエントリになります。海況の影響でエントリーできない場合があります。その場合は通常のビーチエントリーダイビングプランになります。(料金変更)