地形&洞窟ダイバーおすすめコース

 

沖縄ダイビングライセンス フリースタイルでは今までダイビングしてすごくダイナミックで楽しかった地形ポイントや洞窟ポイントなど選定してこちらでまとめてみました。地形ダイバー。洞窟ダイバー。またはこれからトライしてみたいダイバーさん必見です。

まずはビーチエントリーを見ていきましょう!


ウドィガマ

恩納村にあるダイビングポイント。

地形と洞窟が両方楽しめるポイントになります。エントリーするとまずは目の前に綺麗なサンゴが生き生きと広がります。しばらく進むと水深25mぐらいまで落ちるドロップオフ。潮の流れが良いので透明度も良くスコーンと抜けて底まで見えます。

季節によりますがキビナゴの群れやカマスの群れなどが見れたり、それを追い求めてカマストガリザメも見れたりします。

右方向へ進むと水深27mぐらいに洞窟ポイントがあります。完全密閉空間になりますので水中ライトが必要になります。洞窟内にはリュウキュウハタンポの群れやアカマツカサの群れ。伊勢海老などもいます。運が良ければ暗闇を好むネムリブカの大群もいたりします。メインは洞窟を出るときの景色は青の洞窟を超える綺麗さ。ずっと見ていたいですが深度があるので注意が必要です。

次にエントリーから逆の左の方へ進むと壮大な地形が広がり、水深15mあたりに光のカーテンが差し込む洞窟や水深40mあたりにマクロ好きにはたまらないピグミーシーホースが根付いていたりもします。ごく稀ですがオナガサメ(ニタリ)の目撃情報もあります。

※水中ライトは必要


万座ホーシュー

ウドィガマのすぐ北にある地形メインのポイント。

エントリーするとはじめは水深5mぐらいですがだんだんと深くなり、あっという間に30m~40mまで落ちます。

地形も壮大で素晴らしいですがなんといってもここのポイントで有名なのが【カマストガリザメ】。エントリーしてすぐに見られるます。なぜここにカマストガリザメが根付いているかと言えば、釣り人がいるからです。釣り人が撒くオキアミとかに魚群が集り、それを捕食しにカマストガリザメが岸壁近くまで寄ってきます。

え?ダイバーは襲わないの?と思われですが、ダイバーが近づくと逃げてしまいます。ですので写真撮影の際には先回りして撮影するか、そっと近付きながら撮影するとワイルドに撮れます。

またこのポイントは潮の流れが干満の差で激流の場合があります。海況によって当日判断にはなりますがビーチエントリードリフトダイビングにも切り替えます。その方が楽に、安全にダイビングが出来るからです。


ティーダラビリンス(仮名)

沖縄のセルフダイバー仲間と調査ダイビングしたときに発見した超地形&洞窟ポイント。

最大水深が15mぐらいで体に優しいポイントになります。

エントリーしてすぐに壮大な地形と洞窟が現れます。しばらくするとスカジテンジクダイの大群が!もっかいいいますよ。スカジテンジクダイの大群が!これでもかっと言うぐらい【スカテン】の大群がいます

このポイントは地形がかなり入りまじりまるで迷路の中の地形&洞窟のイメージ。慣れてる自分でさえたまに迷うことがあります。

そしてエントリーして左に進むとまずはハマクマノミさんのマンションが。ハマクマノミ大好きな方にはたまりません。

そして水深5mあたりからメインに繋がる小さな入り口があります。※結構狭いので少し体をぶつけるかもしれません。

はじめは真っ暗ですが徐々に進むとクレパスの隙間からめっちゃ綺麗な光が差し込むまるでオーロラを見ているような景色が広がります。洞窟内にはリュウキュウハタンポや伊勢海老など。たまにネムリブカも。水深15m辺りが出口になりますがそのまま地形に沿って帰るのもよし。またUターンして帰るのもよし。

オススメはUターンです。また帰りも違った景色が見れるから地形、洞窟ダイバーにはたまらないダイビングスポットです。

実際に300本越えの超地形派ダイバー様をガイドしましたがここは楽しかったの一言を頂きました。ありがとうございます。

※水中ライトは必要


残波岬

読谷村にある残波岬。灯台の下からエントリーします。エントリーすると浅場では綺麗なサンゴが広がり、ちょっと進むといきなりズドーンとドロップオフが広がります。それはまるで宇宙空間を漂う感覚を思わせる壮大な景色が広がります。

ここは地形も素敵ですが、こちらで見られる生物はなんといってもロウニンアジ(GT)とナポレオンです。ちなみにナポレオンの稚魚も見ることがあります。またヤギがたくたんあることからマクロ派のアイドル【ピグミーシーホース】見ることが出来ます。

ここのピグミーシーホースはペアルックでいることが多いです。

壁沿いにはロボコンの愛称で呼ばれているアナモリチュウコシオリエビも見ることができます。


青の洞窟

沖縄で一番有名なビーチで行けるダイビングポイント。有名ですよね!青の洞窟ポイントは、階段を降りていき、エントリーして右に行くとあります。

洞窟も有名ですががエントリーから左に行くと地形メインのポイント【ツバメの根】があります。なぜツバメの根と呼ばれているのかと言うと以前まではツバメウオが大量にいたからです。今では環境破壊の関係からか数匹程度しかいません。残念ですね。

季節によって変化はしますがキビナゴの群れ、グルクンの群れが見れたり、水深30mから35mの深場にはハゼ好きにはたまらない

【ヤシャハゼ】【ヒレナガネジリンボウ】【ホタテツノハゼ】【ヤノダテハゼ】【オニハゼ】【 ニシキアナゴ】なども生息し、

【ジョーフィッシュ】【オドリハゼ】などマクロ派ダイバー向けの生物もいます。

またガレ場を探すと【クビナシアケウス】【キンチャクガニ】【フリソデエビ】【モンツキカエルウオ】などもいたりします。

 6月からはサンゴの産卵も始まりますのでナイトダイビングで見ることができますよ。


備瀬崎

沖縄北部、備瀬崎ポイント

主に地形ポイントになります。エントリーして直ぐにクレパスがあります。いきなりネムリブカがいることも。クレパスを抜けると壮大なサンゴ礁の景色が広がりそれはもう圧巻です。運が良ければウミガメの大群がいることもありますがあまり人馴れしていないのかすぐに逃げちゃいます。

サンゴ地域を抜けるとドロップオフ。徐々に深くなる場所もありますがいきなりスコーンと抜けて50mまであるポイントもあります。潮の流れが良いので【イソマグロ】【バラクーダ】【オニカマス】【ナポレオン】など見れたり、運がよければですが冬場にはダイビング中にザトウクジラも見ることが出来る可能性を秘めたダイビングポイントです。

エントリーしたポイントに返ってきてもよいのですが場合によってはビーチドリフトダイビングでエントリーとは違うポイントでエキジットした方が安全で楽だと思います。


宇佐浜ビーチ

沖縄北部、辺戸岬の下にある綺麗なビーチから入るダイビングポイント。

エントリーするとお迎えしてくれるのが生き生きとしたサンゴ礁。沖縄北部ということもあり水がきれいなのでガラス越しで見ているかのようです。

主に地形をメインにしたポイントになりますがクレパスポイントへ行くと光が差し込む綺麗な地形が広がります。

クレパス内には伊勢海老やリュウキュウハタンポの稚魚など見れたり。

さらに沖合の水深25m~30mあたりにはナポレオンがのんびりと泳いでいたりします。


奥ビーチ

沖縄北部、辺戸岬から車で10分ぐらいの奥集落にある奥ビーチ。自然に囲まれた綺麗なビーチからエントリーするします。

主に地形とミニ洞窟ポイントです。

エントリーして浅瀬をしばらく移動すると水深5mあたりからクレパスに入ります。クレパスを抜けて地形をみながら、洞窟ポイントに。洞窟内にはリュウキュウハタンポやネムリブカなど見ることができました。なかなかの大きな空間でダイナミックでした。

洞窟を抜けるとエントリーで見たような綺麗な砂地が壮大に広がり、砂地にはところどころ大きな根が。人があまり入っていないのか昼間でも伊勢海老が見れたりします。リーフ沿いにダイビングするとサンゴサンゴサンゴのサンゴだらけに!サンゴ好きにはたまりませんね。


ヒレーの浜(伊江の浜ビーチ)

奥集落を過ぎて車で5分ぐらいのポイント。

主に地形と洞窟がメインの壮大なダイビングポイントです。

エントリーしてしばらく水面移動するとドロップオフです。水深5mあたりに有孔虫の死骸がたくさんあります。え?有孔虫ってなに?って思いますが有孔虫とは沖縄のお土産で有名なアノ【星の砂】です。調べてみると太古からあるそうで。気になる方は調べてちょ。

有孔虫を見て先に進むとやや左下かな?洞窟つながる入口があり、万座のドリームホールを思わせるようなポイントがあります。

洞窟内は真っ暗で水中ライトが必要。ライトを照らすとリュウキュウハタンポの群れや伊勢海老がモグラタタキのようにたくさんいます。洞窟内は大きめなホールになっていて水中オペラでも歌いたくなるような大きなステージ。洞窟を抜ける手前でかなり大きめのネムリブカが待ち構えてい場合があります。あまり人が入らないのが速攻逃げてしまいますが。

洞窟を抜けると一気に水底が40m~50mまである壮大な地形パターン。地形に沿って泳いでる最中はまるで宇宙空間にいるような感覚になります。左の方へ進むと大きな岩の地形がいりみだれて慣れていないとパニックになりそうなポイントです。

こちらのポイントはまだまだ未開の部分がありますので新しい情報が入りましたら更新いたします。


大度海岸(ジョン万ビーチ)

沖縄南部にあるジョン万次郎か上陸したと言われる有名なビーチ。駐車場に車を止めてしばらく歩き、エントリーします。

水に入ってから水面移動します。しばらくすると水路っぽいのがありますのでそこからエントリー。地形が入り混じり、地形派ダイバーにはたまらないポイントです。砂地もあり太陽の光が差し込むとキラキラとワクワクが広がります。

季節によってはカマスの大群が見れたりネムリブカが見れたり、亀の産卵地がちかいので可愛い小ぶりの亀ちゃんが見れたりします。潮の流れも良いので透明度もバッチリ!


こちらでダイビング(ビーチエントリー)される方への注意事項です。

※ビーチエントリーになりますので参加するにあたり大切な体、カメラを保護をするために、「ブーツ着用」「ストラップ式のフィンの着用」「グローブの着用」「ワイドレンズ保護用のフードカバー」をお勧めします。慣れている自分でさえもブーツ、ジェットフィン、グローブを装備していきます。

 

※ダイビングポイントによっては水中ライトが必要になります。あらかじめご準備ください。

 

※ダイビングの経験が浅い方は真栄田岬、青の洞窟やツバメの根のみ安全の為、ご案内できます。

 

※深度が深い場所もあることからライセンスはAOW以上の取得の方に限らせていただきます。青の洞窟はOWDライセンスでも大丈夫です。

 

※海況や天候によっては希望のダイビングポイントの変更、または中止になる場合がございます。ビーチでどこもいけないようであれば代替案としてボートダイビングをご案内いたします。あらかじめご了承ください。