慶伊瀬島(けいせしま)は通称チービシ諸島と呼ばれ、慶良間諸島と沖縄本島の那覇市の中間あたりに位置する諸島で神山島、ナガンヌ島、クェフ島からなる隆起した珊瑚礁で出来た3つの無人島です。
チービシ諸島は那覇市から20分程度で到着するため、那覇空港到着後に2ダイブや午前だけ2ダイブして、午後は観光などの半日チービシダイビングが可能です。
【神山ラビリンス】
チービシ諸島を代表ポイントです。
クレバスや洞窟が迷路のように入り組んだ場所を進むことができます。
このポイントが「迷宮のような場所」ということでラビリンスと呼ばれています。
海中には2本のV字のトンネルがあり、晴れた日には洞窟内に光が入りとても綺麗な風景を見ることができます。
洞窟は砂地になっているので砂を巻き上げないよう気をつけて泳ぎ、ライトを持っていくと便利です。
またこのポイントは地形を楽しむだけではなく、真っ赤なアカマツカサの群れやクマノミやウミウシなど、カラフルな熱帯魚をフィッシュウォッチングして楽しむことができます。ウミガメも高い確率で遭遇できます。
【北ランニングエッジ】
このポイントの特徴はサンゴ礁で囲まれ、サンゴ礁の北に浅い岩場が広がっています。
そこから沖に向かって急に落ち込むドロップオフを潮の流れが速いという意味の「ランニングエッジ」と呼んでいます。
ランニングエッジ沿いは、潮の流れが良いことでプランクトンがくるため、ウミシダの群生になっていてグルクンなどの群れがエサを求めてやってきます。
初心者から楽しめるポイントですが、流れが強いのでドリフトやサンゴの上を泳ぐので中性浮力は必須のスキルとなります。
透明度の高い場所ですのでウミガメとの遭遇もあります。
【立柱】
水深40mの海中にトップで23mの台形をした根があります。
ドリフトダイビングになります。潮流れが強いので上級者向きのダイビングポイントです。
トップまでは何もないので一気に潜降します。
流れが早く途中で流されないように立柱に向かう高いスキルが必要です。
立柱と呼ばれるそそり立つ根に潮があたり周りにはたくさんの魚が集まってきます。
特に夏には集まるギンガメアジは感動するほどの群れとなります。また下の方ではナンヨウツバメウオの群れも見ることができます。
【ナガンヌコーラル】
初級者から楽しめるダイビングエリアですが、サンゴの多いポイントなので傷をつけないように注意が必要で、中性浮力のコントロールのスキルは必須です。
白い砂地にはクロナマコが生息しているので、白色と黒色のコントラストは不思議な気がします。
また生まれたばかりのサンゴやソフトコーラルの上には、ウミガメが多く泳いでいるので遭遇することができるはずです。
またウミガメが寄ってくる大岩は『亀の家』と呼ばれていて、大きなウミガメを見ることができます。
【料金】
詳しくは料金表をご覧ください。
・2ダイブ、ボートエントリー
※那覇空港午前10:30着までなら到着ダイビング可能です。
【参加条件】
ライセンスはオープンダイバー以上の方
【料金に含まれるもの】
ガイド代、器材レンタル代、タンク代、ウェイト代、ソフトドリンク代
【持ち物】
水着、着替え、タオル、サンダル、昼食
【注意事項】
※ボートに乗船して移動となります。船酔いが心配な方は酔い止め薬をダイビング前日の夜に一錠、当時の朝に一錠飲んで頂くと大丈夫かと思います。
※お昼ご飯はゲスト様でご用意をおねがいします。夏はクーラーボックスなどご用意します。冬は寒いのでお湯をご用意しますので体の温まる食べ物をご用意すると良いかとおもいます。
※船には備え付けのシャワーがあります。更衣室もあるのでダイビング後はお着替えできます。